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これから出会う誰かの日常に「ちょっといいこと」を起こしたい

新企画「採用担当のコラム」スタート

リクルートサイト用に福来さんのコラムがあったらおもしろいですよね!?と、8月のミーティングでチームメンバーが盛り上がってしまい、その気になってすぐ9月に始まりましたこのコーナーです。

担当は、コミュニティデザイン事業部のシニアマネージャー(部長)の福来崇です。

 

中城建設 コミュニティデザイン事業部 部長

 

コラムのタイトルに悩みました・・・

何を書こうかということよりも、シリーズのタイトルというか、テーマについてかなり悩みぬきました。あまり出たがりな性格でもなく、誰かに何か影響を与えたいというよりも、あくまでも主人公は「あなただよ」という思いのもとに、自信がないときに背中を押してあげたい、困っているときに手を引いてあげたい、うつむいた顔を笑顔にしたい、落ち着かない心を穏やかにしたいという思いがあって、誰かの日常に「ちょっといいこと」が起きるきっかけを作れればいいなと思い至り、シリーズのタイトルを決めました。

このコラムでは、これから就職・転職しようとしている方に向けて、どちらかというと私の主観的な価値観は控えめにしつつ、できるだけ事実をもとにした「考え方の選択肢」や「可能性」をお伝えしていきたいと思います。

 

第1回目のテーマ「会社と社会の違いを知ると・・・」

漢字で書くと同じ字を使っていますが、英語にすると意味が違うことがわかります。会社はCompany社会はSocietyです。当然どちらも人が集まり介在していることは変わりません。その証拠に、日本では江戸時代以前から明治にかけてまでは、会社も社会も同義語だったようです。

 

人と人が集まることで「コミュニティ」が形成されます。それが仕事を通して集まるならば「会社」であり、さらに会社の中でも「部署」というコミュニティがあります。

住むところで集まっているならば「社会」であり、社会全体はいくつかの「地域」というコミュニティがあります。

私が担当している部署は、コミュニティデザイン事業部と言いますが、それも「会社」と「社会」に向けて活動しています。会社というコミュニティが最大のパフォーマンスをあげるように、人材を採用・育成し組織をデザインしています。社会というコミュニティが、人・資源・資金をうまく循環させて持続可能となるようにデザインしています。

社会あっての企業活動(会社)、会社が活動するからこその社会、という関係が成り立っているかと思いますが、ここで決定的に違っていることを指摘します。それは「会社」にとって「社会」はひとつしかありませんが、「社会」にとって「会社」は1つではなく無数にあるということです。その関係性は圧倒的に社会のほうがフィールドが広いといえます。

 

ここで、以下の文章を読む前に、誤解のないよう注釈を述べさせていただきますが、今回のコラムの趣旨は、仕事を選ぶにあたり、会社選びからではなく、ご自身が社会でどのような役割を演じ、どのような貢献をし、そしてどのように活躍していくか?というキャリアプランを持つことのメリットをご紹介し、就職・転職活動をする際に、入社後においてお互いにミスマッチを減らして、良い関係を築いていける一助になればと思っての記事です。

特定の職種や業種、働き方を否定しているものではないことをご理解ください。

 

中城建設 会社説明会の様子

「会社人」と「社会人」は違うのでは?

 そうなると、就職活動や転職活動をする際に、「〇〇な会社に勤めたい」というのは、初期の動機としては間違いではないと思いますが、先ほどの「会社」と「社会」の関係性から言えば、ものすごく狭いフィールドをあえて目指していることになります。

 

お手本通りの志望動機やアピール方法の3つのリスク

「御社の〇〇に貢献したい」「貴社の△△に貢献できます」という志望動機やアピールですが、これは3つのリスクを抱えているように思えます。1つ目はその会社がなくなった場合に、他の会社に今までと同等条件ですぐに移れる可能性が少ないこと。2つ目は時代の流れに適合しない商材やサービスを業務として扱っていたり、そもそも機械に任せることができるようになったりしたら、ある日から活躍の場がなくなってしまう可能性が高いこと。3つ目は「志望した会社が自分に合うか合わないか」が会社の判断基準になってしまい、職を転々としていく可能性が高いこと。つまりいずれにしても「会社人(とここでは言います)」を目指すことは、自ら無数にある「会社」に身を委ねてしまい、「社会」から見れば取るに足らない人になってしまい、自らの立ち位置をとても狭い中に置き、しかも替えの効く不安定な状態に置いているともいえます。

チャンスを掴める考え方「3つのメリット」

それに対して、フィールドの広い「社会」に目を向けて、「私は社会で〇〇をすることで貢献したい」「私は△△のスキルや知識をもとに社会に貢献したい」という、自分自身の生きる目的に近いものを確立できると、社会の中でそれができるところはどこか?という俯瞰的な視点で会社を選び、目的が決まっているので選んだ先で仕事を通して目的の達成に向けて生きることができます。これは3つのメリットを抱えているように思えます。1つ目は、価値基準と判断基準が「会社」ではなく「社会」にあることで、広い視点で物事を捉えたり関わることができ、成長の速度が速まると期待できます。2つ目は、仮に会社がなくなろうが、業務が変わろうが、目的は社会に貢献することであり、その軸があることでブレずに目的を達成するために行動していけると期待できます。3つ目は、フィールドが広いので、同じ志を持つ人と数多く関わっていく可能性が高く、幅が広がっていくということです。いずれにしても「社会人(とここでは言います)」を目指すことは、自ら社会の中での自分の役割を「貢献」と定め、立てた志をもとに、目的に向かって必要なことを考え行動し、自らの立ち位置をとても広い中に置き、しかも様々なチャンスが存在しているといえます。

 

「会社人」と「社会人」は、心も行動もプロセスもそして結果も全然違います。だから人生の質そのものが違ってしまうでしょう。そして、私はそのことを、2021年夏に開催した新卒向け会社説明会で、もう少し簡単にシンプルな言葉で学生に伝えました。「社会で貢献できる人」「社会で活躍できる人」を目指してくださいと、若い世代に対して期待と愛情を込めて伝えました。

 

学生の口から出てきたのは「志望動機」ではなく「社会への貢献という志」でした

今年の採用活動における面接では、いわゆる一般的な志望動機を学生から聞くことはありませんでした。ほとんどの学生は、「東北に貢献したい」「地元の岩手に戻って貢献したい」とか「地元宮城の発展に貢献したい」という強い志を持っていて、「貢献を目的とした場合に、中城建設にはそのためのチャンスや仕事があるから志望したい」ということを本気で伝えてきてくれてました。しかもとても希望に満ちた笑顔でやりたいことを具体的に語ってくれたり、真剣に課題解決のためにノウハウを積みたいと語ってくれたのです。中には、そのような「中城建設で働く皆さんの支えになる仕事をすることで、間接的にだけど社会に貢献したい」という学生もいました。

 

私はこれらの言葉を聞いて、面接をしながら嬉しさを抑えることができませんでした。面接で自分の志を自信をもって語ってくれたことに感謝しつつ、その志がしっかりと実現できるように一緒に様々なことに取り組んでいきたいと強く心に誓いました。

 

仕事を選ぶ前に、ご自身がどんな人でいたいかを考えたら・・・

社会で「誰かに何かをされっぱなし」ではなく、「誰かに何かをしてあげる」こともあります。その「何かをしてあげる」ことで、誰かが助かったり、幸せになったりしたら、まさに貢献です。社会のなかで、どんな人でいたいか?何をしてあげられるか?を考えることで、そこから必要な行動をとること、もしそれが仕事を通して実現できるならば、とても素晴らしいことだと思いませんか?

 

ちなみに私の志は「昨日よりも今日、今日よりも明日、少しでも良い社会を築いていきたい」というもので、仕事を通して実現を図っています。なんかカッコつけたような感じもしますが、こう思うに至った理由がありまして、その理由についてはまた機会をあらためてご紹介します。

 

いずれ中城建設にご応募される方がいましたら、ぜひ面接で「社会に貢献したい」「社会で活躍したい」という思いをお聞かせください。その思いを実現するにあたり、私たちはお互いに何ができるか?そして何をすべきか?を、「ワクワク」しながらお話しできると思います。お会いできること、そしてお話しできること、楽しみにしています。

 

中城建設 コミュニティデザイン事業部 福来 崇